クォーツ時計に代わって、今主流になっている電波時計。

時間が本当に正確なことで有名ですよね！

今回はそんな電波時計の仕組みやお取り扱いの注意点をまとめてみました！

・電波時計の仕組み

電波時計とは、およそ10万年に1秒の誤差という超高精度を保つ「セシウム原子時計」をもとに送信される「標準電波」を受診し、時刻およびカレンダー修正を行う時計です。

日本には福島県と、福岡県・佐賀県の県境の2ヶ所に電波送信所があります。

海外だと、中国、米国、ドイツ、イギリスにも標準電波局があるので、機種によっては現地で電波を受診しての海外の時間に合わせることができる時計もあります。

電波の受信方法には、「自動受信」と「強制受信」の2種類があります。

自動受信では、1日に1回、午前2時頃・午前4時頃に自動で受信を行い、成功した時点で終了します。

強制受信では、いつでも必要なときにボタン操作で電波を受信します。

・上手に受信するために

電波受信は、送信所からの距離や地形など周囲の環境に大きく影響される場合があります。

安定した受信をするために、送信所の方向を窓際など受信しやすい場所を探して置いてください。

受信完了まで10分以上かかる場合もあるので、受信中は時計の向きをかえたりしないこともポイントです。

・久しぶりに使うと時間が合わない場合も…

電波時計はソーラー式になっているものが多いです。

久しぶりに使おうと引き出しから出して、日に当てたのに時間が合わずお店に時計を持って来られる方が沢山いらっしゃいます。

機種によってはエネルギー残量がなくなってしまうと、時差設定が初期化されてしまい日本の電波が受信できなくなってしまいます。

カモシタでは、時計をお預かりして充分に充電した上で、システムリセットと時刻合わせを行う修理も承っておりますので、お困りの際はぜひお気軽にお持ちくださいませ！

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